
2010年02月05日

2010年度の税制改正大綱に年金保険の税優遇廃止が
盛り込まれたという報道がありました(3日の日経です)。
数年前の逓増定期保険の税制見直しと同様、
節税目的で保険を売るビジネスの危うさが
浮き彫りになった格好です。
逓増定期のときには中小企業の経営者が顧客でしたが、
こんどは銀行や証券会社の富裕なシニア顧客でしょうか。
どのような売り方をしていたのかが問われますね。
もっとも、このところ銀行による保険商品の販売意欲が
再び高まっているという話をしばしば耳にします。
アフラックの決算をみても、四半期ごとに銀行チャネルの
新契約シェアが高まっています。
これで弊害防止措置が緩和されれば、プロ代理店にとって
いよいよ無視できない存在になるのでしょう。
※丸善に行ったらこんな本を見つけました↓
何かの参考になるかもしれません。

2010年02月03日
FPの内藤眞弓さんがベストセラー「医療保険は入ってはいけない!」
の新版を発行しました。

タイトルは2006年版と同じでも、中身は大幅に手が加えられています。
2006年版では公的医療保険の説明に多くのページを割いたのに対し、
今回の新版では、民間医療保険の限界を強調するとともに、
怪しいセールストークの解説が充実しています。
「レバレッジが効かない(=一度に多額の金額を受け取れない)
保険からは早く卒業して、最強の自家製医療保険(=貯蓄)を作る」
という主張にも納得。
一時金を受け取るタイプの医療保険がもっと充実すればいいのですが、
モラルリスクとの戦いという面もあり、保険会社は苦闘しているようです。
今後の取り組みに期待しましょう。
内藤さんは、先進医療が「夢の治療法」ではないことも強調しています。
誤解している人が多いのではないでしょうか。
詳しくは本書をご覧下さい。
わかりやすい点は2006年版と同じですね。
私も見習いたいと思います。
植村信保(Uemura Nobuyasu)。
保険アナリストとして、主に生命保険会社や損害保険会社の経営分析を行っています。
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